明けましておめでとうございます。昨年は新たにブログを立ち上げて新しい気持ちでやっていこうと思ったんですが、全く更新がはかどらずにすみませんでした。それもこれも全てこの本を書いていたからなんですよ!!!
8人制サッカーの戦術
本を書く動機
全少好きでよく見てるんですけど、トップのチームを除いて戦術が統一されていないところが多くて、8人制始まって間もないですし、その辺の戦術論ってどうなってるんだろうって気になってたんです。案の定、書店行っても役に立たない本しか売ってなくて、それなら自分で書いてしまおうっていうのがきっかけです。
8人制ってうたっているのにルールの説明に終始する本しかなくて、これでは少年団をまとめて全国や県大会上位を目指したい人には役には立たないだろうなってかんじです
本著は11人制との互換性と少年サッカーに起こりやすい現象にフォーカスしてまとめてみました。小学生年代では個人差がヒエラルキーを作りやすく、上手い選手を神格化しやすい構造があります。これがどんどん加速するとチームをまとめるのが難しくなってしまいます。すべての選手になんらかの役割を与えたり、自分で役割を見出させることでチーム内のバランスを保てるように意識して書きました。
こうやればうまくいくっていうような唯一解をまとめたわけではないので、受け取ってもらった情報をうまく噛み砕いで現場で活かしていただけるようだと助かります。
本の紹介
日本初の本格的な小学生指導の教科書。200枚以上のカラー図と10万文字の大ボリュームで8人制を丁寧に解説!!
この本は8人制サッカーを戦うチームを指導する、指導者向けの戦術解説書です。それぞれのシステムの特徴とストロングポイントとウィークポイントをまとめました。主に少年サッカーチームを指導するパパさんコーチや、ソサイチ等で8人制をプレーする機会のある成人向けに書かれています。また、理解度としては初級から中級を目指しています。ですから、サッカーのプレー経験の浅い方でも十分に理解を広げられるようになっています。また、従来のサッカー戦術書では物足りないと感じる方にも、納得の読み応えとなっています。ぜひ、腰を据えて読み返してみてください。
〈はじめに〉
全日本少年サッカー大会(通称“全少”)が11人制から8人制に移行しました。また、各地で開催されるソサイチ・サッカー大会でも7人制および8人制が採用され、フットサルでも大サッカーでもない、中間的な8人制サッカーへのニーズが高まっています。
現場レベルでは8人制が普及しつつあるのに、指導書や戦術書が不足しているのではないか? この疑問に答えるためにfootballhack.jp は8人制のシステムをまとめた戦術書を作ることにしました。
【目次】
- はじめに
- 序論
- 3-3-1 〜8人制のはじまりにして究極のシステム〜
- 3-1-3 〜強力3トップを活かせるか〜
- 3-2-2 〜自由な攻撃と守備の安定〜
- 2-4-1 〜ズレ・マルチタスク・システムの高度な運用〜
- 4-2-1 〜堅守速攻〜
- 4-1-2 〜強力2トップ〜
- 2-3-2 〜超攻撃的システム〜
- 2-4-1対3-3-1 〜システムのズレをいかに利用するか〜
- 2-3-2 前プレとサイド攻撃・強者の戦い方
- フォーメーションの系統発生学 低学年向けシステム採用プラン
- 小学生の鉄板戦術”前プレ”を攻略する
- あとがき
とりあえずサンプルを読んでみてください!!
こちらで冒頭からある程度のところまでのサンプルをご覧いただけます。8人制の基本的な考え方と3-3-1の章の冒頭までが無料で読めます。
やっと終わったぜ
GWにちょちょっと書けばできるだろっていう軽いノリで始めたんですが、2014夏の全少に間に合わないどころか、盆を過ぎても完成せず、書きたいことは増えていくばかりで一時は路頭に迷いました。年末までの完成を目指していたので完成してホッとしています。やっと懐シリーズに取り掛かれると思うと、本当に待たせて申し訳ないなという気持ちです。
来週から頑張っていくんでまた今年もよろしくお願いします。
ただ2015年4月以降の予定がいろいろあるんで、更新は3月いっぱいまでとしますとりあえず。ブログは維持費をアドセンスでまかない続けられる限り保持します。今のところ向こう3年分くらいの貯金はあります。このへんがレンタルサーバーの痛いところ。
縦切りでなく中切りバージョンも書いて頂けたら、うれしいです