サッカー指導者にオススメの本として前回挙げたのが、デール・カーネギーの人を動かすでした。この本は対人関係を扱っているのでコーチングやスタッフとのコミュニケーションで役立ちます。今回は同じ著者の「道は開ける」です。
今回の本は自分の心に焦点を当てています。特に悩みについて書かれています。悩みにどのように対処すればいいか、悩まないためにはどうすべきか、乗り越えるのも難しそうな障壁にぶつかったらどうするかなど、人に聞いてもなかなか的確な答えが返ってこなそうな問題について扱っています。
指導者の駆け出しの頃は特に上手く行かないことが多いと思います。また、怪我した選手や大きな悩みを抱えた選手の扱いに困ることもあるでしょう。そんなときに役立つのがこの本です。
読めば人としての底力のようなものを1段階深く持てる気がします。是非とも読んでみてください。